すかいぷ掲示板での話
高校1年生の冬のこと
中学の友達に教えてもらったスカイプにはまっていた。
でもお友達がいない。
よっしゃ!掲示板だ!
今思ったけどなんで掲示板の存在をしっていたんだろう不思議
すかいぷちゃんねるというところは
ひまです
おはなししませんか?
JK1です
そう書き込むだけで50件近くコンタクトを要求されるところ
JKの需要の高さ
当時使っていたスカイプ掲示板はよくつかわれているすかいぷちゃんねるとはちがうメールアドレスを登録すると掲示板を利用できるところで募集をしていた。
なんでこっちで書き込んでいたかって?
すかちゃんの男の人に「変な人多いからこっちのほうがいいよ」と、教えられたからだ。
今思えばどっちもどっちだと思う。
登録制のほうがもろ出会い系サイトです!!って感じだった。
ある~ひ~掲示板のなか~...
わたしの2つ上で18歳の高校3年生に掲示板で拾われました。
なぜか2~3時間の会話で付き合うことになり冬休みに会う約束もした。
展開がはやいはやい。
会うまで2週間くらいだったかな。その期間毎晩のように話してた。
会う当日
もらったお年玉をカバンに入れて、車もないわたしは近くのバス停までチャリでいった。しかも始発。
途中で乗り換えて新幹線に乗った。
片道4時間弱?覚えてないけれどすごく長かった気がする。だって相手中国地方だったから。
待ち合わせ場所に相手が来た。会うなりカラオケに行った。
歌いもせず男の人は「膝に乗って」と、言って勝手に興奮して
「もう無理、ホテル行こう」って、言い出した。
なぜ来たのかわからないカラオケをでてまたタクシーに乗った。
乗るなり男の人は「ラブホテルにいってください」って言った。
ほとんど会話もせずホテルに着いた。笑う
事後「高校卒業するまでに童貞捨てたかった」そんな名言言ってた。
ここでわたしの処女喪失。
特に痛くもなかった。こんなことしたかったんだって思った。
楽しくも、気持ちよくも何もない。
ただただ楽しそうな相手みてなにしてんだろって傍観してた。
帰り際バスの時間が迫る中「もうちょっと一緒にいたい」って、かわいいこといいだして1,2時間くらい帰る時間を遅らせた。
帰ったのは11時頃だった。おうちでずたずたに怒られた。
親「どこいってたの」
わたし「○○」
説教が始まった。
その中でわたしは男の子と会ったこともいったしその人が彼氏で好きだということも言った。
親は理解してくれない理解できないだろう
どうやったらそんな遠くの人と出会えるのか
嘘まるわかりの''お出かけしたときに声かけられた''なんて言い訳して
結局その男の人とはそれから1回遊んだ。
その時に「誕生日近いから誕生日プレゼントがほしい」って言われて
腕時計を一緒に選んでプレゼントした、買ってあげた
高かったたぶん2、3万円バイトもしてないのにわたしなにしたんだろほんと
そのときもカラオケ→ホテル→お買い物って流れだったかな
いまだ覚えてるけど東方神起の''どうして君を好きになってしまったんだろう?''歌ってた。ひいっ
遊んで何週間かたった
「大学で富山に行く。富山に行っても会いに来てくれるんやったら付き合ったままにしよう、そっちが決めて俺はどっちでもいいよ」
今思えばひどい言われようなのにわたしは悩んだ(1日)
「別れる」といった。
それから一切連絡を取っていない。
あっけない。
宅配便でおくられてきたお母さんに気持ち悪がられた犬の時計は粗大ごみに
相手の指が太すぎて入らないからネックレスにとおしてお揃いにしたネーム入りの指輪は家の前の畑に掘り投げた
人生で最初で最後だと思われるちゅープリもハサミで刻んで捨てた
このこと以降高校の間は出会い厨することはなかったけれど
毎日のようにすかいぷちゃんねるで何も知らない相手と
寝るまで通話、会議、ネトゲ
気がつけばネット上での自分とリアルの自分のキャラが真逆になっていた
ネットって素晴らしい